剃り残しがある場合でも施術できますか？
脱毛の施術前には、基本的に自分でムダ毛を剃っておくのがルールになっています。これは照射時の火傷リスクを減らし、効果を最大限に発揮させるためです。
しかし、「剃ったつもりが剃り残しがあった」「手が届かない場所が剃れなかった」など、完璧に処理できないこともありますよね。
この記事では、剃り残しがある場合でも施術できるのか？という疑問に対し、サロンの対応方針や追加料金の有無、適切な対処法までわかりやすく解説します。
基本ルール：施術前の自己処理は原則必須
多くの脱毛サロンでは、施術前にお客様自身でムダ毛のシェービングを行うようお願いしています。その理由は以下の通りです：
- 光（レーザー）が毛に反応しやすくなる
- 長い毛があると熱が分散し、火傷のリスクが増える
- 施術時間が長引き、他の予約に影響する
特に毛が濃い部位（ヒゲ・すね毛・VIOなど）では、剃り残しがあると照射できないケースもあるため注意が必要です。
剃り残しがあった場合のサロン対応
実際に剃り残しがあった場合、サロン側の対応は大きく3つに分かれます。
■ その場でスタッフが無料でシェービングしてくれる
サロンによっては、軽度な剃り残しであれば無料で対応してくれることがあります。背中やうなじなど自分では届かない部位に多く見られる配慮です。
■ シェービング代が追加で発生する
中には剃り残し1部位あたり〇〇円といった形で、追加料金が発生するサロンもあります。料金は300円〜1,000円程度が相場です。
■ 剃り残しが多いと、その部位は照射してもらえない
剃り残しが広範囲だったり、肌トラブルのリスクが高まると判断された場合、その部位の照射が中止になることもあります。
特に剃り残しが起こりやすい部位
剃りにくい、あるいは忘れやすい部位には注意が必要です。以下の部位は剃り残しが多い傾向があります。
- 背中・肩・うなじ：鏡を使っても見えにくく、手も届きにくい
- ヒゲの輪郭部分：あご下やもみあげ近くは剃り残しがち
- VIO：形を整えるのが難しく、剃りにくい場所が多い
こうした部位については、サロンに「剃毛補助の有無」を事前に確認するのがおすすめです。
剃り残しを防ぐためのシェービングのコツ
剃り残しを防ぐには、以下のような準備と工夫が大切です。
- 前日または当日の朝に剃る：伸びすぎを防ぎ、肌荒れのリスクも軽減
- 電気シェーバーを使う：カミソリよりも肌に優しく、サロン推奨が多い
- 鏡で全身チェック：特にヒゲ・うなじ・膝裏などを確認
- 届かない部位は家族や友人にお願いする（難しければサロンに相談）
施術前に不安があればサロンに相談を
剃毛に自信がない場合や、「この状態で行っても大丈夫かな？」と感じた時は、事前にLINEや電話で相談しておくのが安心です。
以下のような質問がよくあります：
- 「うなじや背中は自分で剃れないのですが対応してもらえますか？」
- 「VIOの一部だけ剃るのが難しいのですが…」
- 「敏感肌で自己処理が難しいです」
サロンごとに対応が異なるため、カウンセリング時や予約前に方針を確認しておくことで、当日安心して施術を受けられます。
まとめ：自己処理は重要、でも困ったときはサロンに相談を
脱毛前の自己処理は、スムーズな施術と肌トラブルの予防において欠かせない準備です。ただし、剃り残しがあったとしても多くのサロンでは柔軟に対応してくれます。
万全を期すためには、電気シェーバーを活用した丁寧な自己処理と、事前相談による不安の解消がカギとなります。
初めての脱毛で不安な方も、遠慮なくスタッフに相談しながら、自分に合った施術スタイルを見つけていきましょう。
