食生活がムダ毛に与える影響

食生活がムダ毛の薄い濃いに影響する?

しつこいひげや体毛に悩んで、「はぁ、なんで自分はこんなにムダ毛が濃いんだろう」と人知れず悩まれてはいませんか?また、あなたのムダ毛が濃いのは遺伝のせいだと思われていませんか?確かに遺伝がひげや体毛に大きく影響する可能性は高いかと思います。しかし実は遺伝だけが原因ではなく、何気なく続けてきた食生活があなたのひげや体毛を濃くしている可能性があります。食生活が自分のムダ毛に影響を及ぼしているかもしれないと考えたことなんて微塵もなかったという方が多いかと思います。食生活がどれほどみなさんのムダ毛に直接的な影響を与えているかは具体的にはわかりませんが、ここではその可能性について説明させていただきます。

食生活がホルモンバランスに影響し、ムダ毛に影響する

普段みなさんが何気なくとられている食事ですが、食べ物によってホルモンバランスが微妙に変化し、ムダ毛の濃さにも影響が出てきてしまうのです。ホルモンバランスという言葉は聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか?実は現在確認されているホルモンの種類は100種類程あるといわれています。それら全てのホルモンがムダ毛に関連しているかというとそうではありません。ムダ毛について関連のあるホルモンは、主には男性ホルモンと女性ホルモンのバランスにあるといわれています。

一般的に女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が優位になっているとムダ毛はが薄くなり、頭髪が濃くなります。逆に男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌が優位になっているとムダ毛が濃くなり、頭髪が薄くなるといわれています。ムダ毛が濃くなるメカニズムとしては男性ホルモンがムダ毛の毛母細胞を活性化させることにありますので、男性ホルモンの分泌が増えるとムダ毛が濃くなるというわけです。

例えば、野菜などを食べずに肉や魚が中心の動物性タンパク質が多い食生活をされている方は、男性ホルモンを多く分泌する傾向にあります。このような生活を続けて来られた方はムダ毛が濃くなり、頭髪が薄くなるような現象が起こっても仕方がないのです。

逆に、大豆などに含まれている植物性タンパク質を多く含む食べ物は、女性ホルモンの分泌を助長させます。女性ホルモンの働きが優位になれば、相対的に男性ホルモンの働きが抑制されるため、ムダ毛が薄くなり頭髪が濃くなったりするのです。

血糖値が高くなる食生活もムダ毛が濃くなる原因となる

血糖値が高い方は、食後にインシュリンが多量に分泌されてしまいます。インシュリンの分泌は同時にに男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌も促進してしまうため、食後に血糖値が上がりすぎてしまう方は結果としてひげや体毛が濃くなる傾向にあるのです。

血糖値を上げてしまう食べ物はGI値が高い食べ物といわれています。GI値とは食後の血糖値の上がり方を、相対的な比率で表したグリセミック指数(Glycemic index)のことをいいます。GI値の高い食べ物ほど、食後の血糖値が上がりやすくインシュリンが多く分泌されてしまうのです。GI値が高い食べ物としては精米された白米・パンなどの炭水化物や、糖質を多く含んだ食べ物全般になります。逆にGI値が低い食品は、ほうれん草、玄米(精米されていない)、さつまいも、ひじきなどです。

まとめ

ひげや体毛が濃くなる原因の一つとして、食生活が挙げられることがわかったかと思います。しかし、だからといって「明日からムダ毛が薄くなる食生活に徹底的に変えよう」とするのは間違いなのです。あくまで、食生活がムダ毛に影響を与えていることを知識として知っていただき、極端な食生活の変化ではなくバランスの良い食生活を送ってください。過度な食事制限はストレスを溜めることに繋がり、ストレスが溜まるとホルモンバランスが乱れて結果としてムダ毛が濃くなるような流れになってしまうからです。

そして、やはり食事制限だけでひげやムダ毛を薄くするというのには限界があります。食事制限と併せて脱毛施術もご検討くださいませ。

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