施術前に毛の自己処理が難しい部位だけお願いすることはできますか？
「背中やうなじなど、自分では剃りにくい部分だけ脱毛サロンで剃ってもらえないかな？」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。
脱毛施術を受ける際には、基本的に事前にシェービング（自己処理）を行っておくことが一般的ですが、一部の部位はセルフでの処理が難しいのも事実です。
この記事では、自己処理が難しい部位に関してサロンで対応してもらえるかどうか、お願いできるケース・できないケースの違いや注意点、対応してくれるサロンの選び方まで、わかりやすく解説します。
基本は「施術前に自己処理」が前提
多くの脱毛サロンでは、施術当日までに事前のシェービングを済ませておくことが推奨されています。理由は以下のとおりです。
- 毛が残っていると、脱毛機の光やレーザーが毛に反応してやけどや痛みの原因になる
- 毛が邪魔で照射漏れが発生する可能性がある
- シェービングの時間がかかると施術時間が短縮される
このため、基本的には自分で処理できる範囲は事前に対応しておく必要があります。
背中・うなじ・Oラインなどは対応してもらえるケースが多い
しかし、手が届きにくい・見えにくい部位に関しては、以下のように多くのサロンがフォローしてくれる体制を整えています。
■ 対応可能な部位の例
- 背中
- うなじ
- Oライン（肛門まわり）
こうした部位については、「自己処理が困難なため、スタッフが無料または有料で対応します」と明記されていることが多く、予約時にその旨を伝えることで対応してもらえる可能性が高まります。
サロンによって対応のルールは異なる
一方で、サロンによってどの範囲までシェービング対応するかの基準は異なります。
| 対応パターン | 内容 |
|---|---|
| 無料対応あり | 背中やOラインなど一部の部位に限り、無料でスタッフが処理 |
| 有料対応あり | 指定部位ごとに数百〜数千円程度のシェービング代が発生 |
| 原則対応不可 | 事前処理されていない場合、該当部位の施術自体がキャンセルとなるケースも |
事前の確認を怠ると、当日に一部施術が受けられなかったり、追加料金がかかってしまうこともあるため、注意が必要です。
自己処理が難しいときはどうする？
「どうしても自分で剃るのが難しい…」という場合には、以下のような対処法があります。
- 家族やパートナーに手伝ってもらう（安全に注意）
- 家庭用シェーバーにアタッチメントを活用（ロングハンドルなど）
- サロンに事前に相談しておく（対応可否・料金の確認）
サロンによっては、施術前日に確認の電話やLINEでシェービング状況を尋ねてくれるところもありますので、困ったら遠慮せず相談することが大切です。
シェービングをお願いするときのポイント
サロンでシェービング対応をお願いする場合は、以下の点に気をつけましょう。
- できる範囲は自分で剃っておく（全体を丸投げしない）
- 肌トラブルや出血がある箇所は避ける
- 予約時に伝えておくことでスムーズに対応してもらえる
スタッフもお客様の安全を第一に考えて施術を行うため、協力的な姿勢を見せることでより丁寧な対応が期待できます。
まとめ：難しい部位の自己処理はサロンに相談を
脱毛施術前には原則として自己処理が必要ですが、背中・うなじ・Oラインなど、自分で剃るのが難しい部位はサロン側で対応してくれることが多いです。
ただし対応範囲や料金はサロンによって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
無理をして剃ろうとして肌を傷つけるよりも、「ここだけお願いしたいのですが…」と気軽に相談するのがベスト。快適に施術を受けるためにも、上手にサロンのサポートを活用しましょう。
